2019-11-06 第200回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
我が国で育成されたブドウ品種やイチゴ品種、これが、中国や韓国に苗が流出して、さらに、その国でつくってほかの国へ輸出しているという事例があります。
我が国で育成されたブドウ品種やイチゴ品種、これが、中国や韓国に苗が流出して、さらに、その国でつくってほかの国へ輸出しているという事例があります。
我が国において品種登録をされた新品種の種苗のうち、無断に海外へ持ち出された果物の事例といたしましては、イチゴについて韓国以外にも中国で紅ほっぺが栽培されているという、まあこれは報道なんですけれども接しておりますし、有力なブドウ品種でありますシャインマスカットの苗木が中国で生産、販売されて、果実が中国国内で販売されていると。
甲州種、甲州ブドウという日本独自のブドウが、OIVという葡萄・ワイン国際機構でブドウ品種、この甲州を登録しないと、これがなかなかワインの表示で使えない、そういった具体的な輸出振興においても課題も出ておりますので、農水省と、それから輸出の問題に関しては国税の問題だということになると思いますので、それぞれお伺いをさせていただきたいと思います。
御指摘のEUワイン市場におきますブドウ品種のラベル表示問題につきましては、関係団体等を通じまして承知しておりまして、この問題を解決するためには、現在、ブドウ品種のOIV等への登録が必要であると理解をしております。 国税庁といたしましては、現在、ブドウ品種である甲州のOIVへの登録につきまして、関係省庁と連携して情報収集するなどいたしまして、対応方を検討しておるところでございます。
また、山梨県につきましても、県の方で開発いたしました甲斐ノワールだとか甲斐ブランとかというような醸造用のブドウ品種でいいのがございます。こういうような優良品種への改植あるいはワイン加工施設の整備ということについても、私ども十分今後推進していく必要があろうかと思います。
本日は、参考人として全国農業協同組合中央会農畜産部長 小口芳昭君、日本種苗協会会長 瀧井利彌君、ブドウ品種改良家 沢登晴雄君の御出席を願っております。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 参考人の方々には御多忙のところ、当委員会に御出席いただきまして厚く御礼申し上げます。参考人におかれましては、どうか忌憚のない御意見をお述べいただくようお願い申し上げます。